アメリカのスタートアップ企業 Mojo Vision(モジョビジョン)が本日、モジョレンズと呼ばれる世界初の真のスマートコンタクトレンズを製造すると発表しました。

Mojo Lensとは
画面を見下ろしたり、周囲の人々や世界に捕らわれる事なく、便利でタイムリーな情報を人々に提供するディスプレイを内蔵したコンタクトレンズです。Mojoはこの目を見張るようなエクスペリエンスをInvisible Computingと呼びます。情報を目立たずハンズフリーでそして瞬時に引き出せるプラットフォームで、人々がより自由かつ真に相互に対話できるようにします。
Mojo Lensにはこれまでに作られた最小で最も高密度のダイナミックディスプレイ、コンピュータービジョンに最適化された世界で最も電力効率の高いイメージセンサー、カスタムワイヤレスラジオ、アイトラッキングと画像安定化のためのモーションセンサーなど、数々のブレークスルーと独自のテクノロジーが組み込まれています。Mojoレンズには、2019年5月に発表されたMojo Vision 14K PPIディスプレイが含まれています。このディスプレイは、14,000ppiを超える世界記録のピクセルピッチと200Mppi²を超えるピクセル密度を実現。
消費者から企業までさまざまな状況で役立つように設計され、低視力に苦しんでいる人々を支援するために設計された製品の早期適用を計画しており、 本日、Mojo Visionは、失明または視覚障害のある3,000人以上の子供と大人にリハビリテーションサービスを提供するパロアルトに本拠を置く非営利団体であるVista Center for the Blind and Visually Impairedとの新しいパートナーシップも発表しました。パートナーシップを通じて、Vista Centerのクライアントは、Mojoの革新的な技術を定義し、同社の科学者とエンジニアのチームに情報を提供する上で直接的な役割を果たします。同様に、Mojoはより使いやすく、より使いやすいデバイスを市場に提供し、視覚のリハビリテーションに貢献し、Vista Centerのクライアントや同様のニーズを持つその他の人々の生活の質を向上させることができます。

Mojo Vision
Mojo Vision 社は画期的な技術の研究開発を行っており、10年以上にわたって拡張現実(AR)スマートコンタクトレンズの開発に不可欠な特許を保有しています。同社は現在、デバイスの実用的なプロトタイプを実証し、Institutional Review Board(IRB)の承認の下で、R&D反復の目的で実行可能性臨床研究を実施しています。モジョレンズは現在研究開発段階にあり、発売はされていません。