小型ロボット開発のベンチャー企業であるドーナッツロボティクス社は、ソーシャルディスタンスを保つ生活に役立ちスマートフォンと接続が可能なスマートマスク「C-FACE」をクラウドファンディング「Makuake」で初回出荷分の予約を8月13日から開始すると発表しました。

C-FACEとは
スマートフォン専用アプリと連動する事で、翻訳・議事録などが可能になるマスク型コミュニケーション デバイスです。現在、特許申請中との事。
5月の発表 以降、日本のメディアだけでなく、ニューヨーク タイムズ紙、CNNニュース、BBCニュース、フォーブス、ブルームバーグなどから特集され、35ヵ国からのオーダーが殺到するなど注目が集まっている。ある会社からは、1社だけで1万台ものオーダーがあるとの事です。

様々な場面での活用に期待
C-FACEは、一般のマスクに取り付けて使用する。専用アプリをダウンロードすると「翻訳」「議事録作成」「10m先のスマホに声を届ける」などの機能が、マスクをしたまま使えます。企業やレジでの受付、社内会議での議事録 作成、アプリのアップデートで、簡単なオンラインミーティングやオンライン診療も可能になっていくとの事です。

社会的意義
世界中の人々がソーシャルディスタンスを保った生活を強いられる中、特に不特定多数の患者さんを診察する医療従事者がC-FACEを使えば、飛沫フィルター越しに より距離をとっての診察や外国人への診察時の翻訳などが可能になります。製品が完成次第、問い合わせいただいている医療機関へ、100台ほどの寄付を予定しているとの事です。

価格は驚きの4373円
発表されたC-FACEの価格は、税込み4373円。音声をスマホに届けるのは無料だが、翻訳や議事録作成の機能には、それぞれアプリの月額費用がかかります。Makuakeでは、本体価格の早期購入、複数台購入には、さらに割引も設定されています。

クラウドファンディングMakuake
https://www.makuake.com/project/c-face/