空間

VR、AR、MR、SR そして xR の違いを徹底解説!

2019年1月1日

VR(仮想現実)とは

バーチャル・リアリティ(英: Virtual Reality)の頭文字を取った言葉で「仮想現実」と呼ばれています。ヘッドマウントディスプレイ(またはゴーグル)と呼ばれるものを装着し視界を完全に遮り、どこも向いても360℃仮想空間(仮想世界)にいるかのような感覚が得られます。

元々VRは1930年代には構想があり、様々な研究などが行われていましたが、実際に実用化され一般的に認知されたのは2016年ごろです。ゴーグルを装着すると、センサーとゴーグルの内側に内蔵されているディスプレイの映像が連動して、実際に頭を動かした角度や速度に応じて映像が変化する仕組みです。内部のディスプレイは、左目用と右目用でそれぞれ映像が独立していて、これによって映像が立体的に見えます。VRゴーグルの種類によっては、ピントの調整機能などがあり、ピント調整で映像をより鮮明に見ることが可能です。映像の視聴やゲーム以外にも、医療やスポーツなど様々な分野で活用されている技術でもあります。

AR(拡張現実)とは

オーグメンテッド・リアリティ(英: Augmented Reality)の頭文字を取った言葉で「拡張現実」と呼ばれています。スマホやヘッドマウントディスプレイを通して、現実世界に仮想世界のキャラクターやデータなどを投影する、まさに現実を拡張した世界です。VRでは仮想の世界にユーザーが入る事になりますが、ARでは現実世界に仮想世界のデータ(情報)が重なってる感じです。

現在ではスマホ向けのアプリなどが主流ですが、ARに対応したスマートグラスやコンタクトレンズなどが研究開発されており、これらが実用化すればスマホなどのディスプレイがなくても情報を表示できるようになります。現実の世界にCGなどを表示できるので、ナビゲーションや天気予報の表示など、様々な分野での活用が出来ます。 ARの有名どころではポケモンGoやイケアアプリなどがあります。

MR(複合現実)とは

ミクスト・リアリティ(英: Mixed Reality)の頭文字を取った言葉で「複合現実」と呼ばれています。単純にいうとVRとARを組み合わせたような仕組みになっています。ARとの違いについては、ARでは現実世界に仮想世界の情報を表示する「現実世界を拡張」に対して、MRでは仮想世界に現実世界の映像を出力する「現実世界と仮想世界の複合」する点です。MRゴーグルは、現在ではまだ高価格帯の製品しかありませんが、MRゴーグルを装着すれば実際に複合現実を体験することもできます。中には音声認識やジェスチャーや視線などを使って、実際にパソコンなどを操作することが可能な製品もあります。

Microsoft HoloLensより

現在、MRでメジャーなものはマイクロソフトのMicrosoft HoloLensという製品です。クラウドなどにあるデータを現実空間の中に投影させるこの技術は、世界初の自己完結型ホログラフィック コンピューターであり、現実と仮想現実が融合した「複合現実」の世界を実現し、これまでにない新しいデジタル大権やコラボレーション、働き方の可能性が一気に広がり、新しい「現実」が動き出します。

SR(代替現実)とは

サブスティチューショナル・リアリティ(英: Substitutional Reality)の頭文字を取った言葉で「代替現実」と呼ばれています。HMDに現実世界の現時点の映像と、同じ場所で撮影した過去の映像と混同させて、代替(substitute)させる事により、現実の映像と過去の映像の区別ができずに、本来実在しない人物や事象が実時間・実空間に存在しているかのように錯覚させる事ができます。また理化学研究所が2012年に SR(代替現実)を使った体験型のパフォーマンスアートを成功させました。(詳細はこちら

AV(拡張仮想)とは

オーグメンテッド・バーチャル(英: Augmented Virtuality)の頭文字を取った言葉で「拡張仮想」と呼ばれています。AVは拡張仮想感とも呼ばれます。ARとは逆の概念で、「仮想世界に現実世界を重ね合わせる(オーバーレイ)させた世界」です。GoogleストリートビューやGoogle Earth上に実際の写真を表示させるような事もAV(拡張仮想)といいます。

そして『xR』とは?

最近「xR」という文字を目にすることが増えてませんか?「xR」とは、「VR」「AR」「MR」「SR」などの総称の事で、「x」は未知数を示します。つまり「xReality」と言う事です。VR、AR、MR、SRと突き詰めて行くとれぞれの技術には違いがあり、現実世界と仮想世界の融合の仕方や度合いが異なります。しかし近年は技術の進歩・より新しい体験の提供をといった具合に「VRベースのMR」だったり、「カテゴリーとしてはARだがMRに近い」など曖昧になって来ている部分もあります。ですから未知という意味であり総称した「xReality(xR)」(クロスリアリティ・エックスアール)という言葉が誕生しました。

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