小売り向けにAIカメラソリューションを提供するAWL株式会社は総額8.1億円のシリーズAの資金調達を実施し、 引受先企業のうち株式会社アスカネット・株式会社共同通信デジタル・株式会社サイバーエージェント・凸版印刷株式会社とは業務資本提携を締結し協業すると発表しました。
AWL(アウル)は
AWLは小売店をはじめとした店舗のデジタル化、AI化を実現する高機能、低価格なAIカメラソリューションの開発を進めてきました。そしてスマホ・タブレット・サイネージにインストールし簡単にAI機能を利用できる「AWL Lite」と、複数特許取得済みのAIエッジデバイス「AWL BOX」の2つのサービスを2020年2月中旬に正式リリースし、スーパーやコンビニ、ドラッグストア、飲食、アパレルなどのチェーンストア、更に宿泊施設や工場、倉庫、交通機関、式場など、リアル空間のAIによる分析、可視化、自動化により、現場作業の負荷軽減、省人化/無人化の推進、マーケティングの高度化、付加価値向上の実現を支援している企業です。

サービスのポイント
AIカメラソリューションは、「AWL BOX」という画像処理端末(エッジAI)がポイントで、天井等に設置されたカメラの映像を処理する事で、来店した顧客の属性分析、棚前立ち止まり、商品接触などの店内行動を分析し、更に従業員の業務状況を分析、支援し、現場作業の負荷軽減を実現することが可能です。またカメラから撮った映像データは一切クラウドには送信せず、匿名化したデータのみをクラウドへ送信します。また「AWL BOX」のシステムは、新たにカメラを購入・設置する必要がなく既に設置されているIPカメラに対応し、類似サービスと比較し約1/10程度のコストで導入可能の為、数百店、数千店舗を展開するチェーンストア数社においても全店導入の検討が進んでます。
