JR西日本は瀬戸内エリアへの観光誘客拡大に向けて、鉄道・船舶・バス・タクシー・レンタカー・レンタサイクル・カーシェアなどの交通機関および地域の観光素材を、スマホなどでシームレスに検索・予約・決済することができる統合型サービス「観光型MaaS(Mobility as a Service)」の実証実験を瀬戸内エリアで実施すると発表しました。

実験詳細詳細
1 実施期間
2019年10月から2020年3月まで
2 実施主体
JR西日本
【参画団体】
ジョルダン、JapanTaxi、電脳交通、タイムズ24、JR西日本レンタカー&リース、しまなみジャパン、ぐるなび、ジェイアール西日本フードサービスネット、日本旅行、瀬戸内海汽船株式会社など
【協力】
広島県、一般社団法人せとうち観光推進機構
3 実施内容
1)実施エリア
【出発エリア】
日本国内全域(但し出発地から目的地までの列車の予約はJR西日本インターネット予約サービス「e5489」の対象エリア)
【到着エリア】
広島県東部を中心とするエリア
(呉市(大崎下島)、竹原市、三原市、尾道市、福山市、大崎上島町および愛媛県今治市(大三島))
搭載する機能・特徴
【スケジューラー機能】
・観光スポット等の立ち寄り地を登録することにより、その間のすべてのルート検索を行い、旅行行程を作成できる「スケジューラー機能」を搭載
・作成した行程は保存、上書きによる管理が可能で、旅行前の行程の組み立てや旅行中の行程変更に対応可能

・ルート提案として、出発地からの鉄道に加え、二次アクセス(船舶、バス、タクシー、レンタカー、レンタサイクル、カーシェアリングなど)の情報を提供
・観光スポット等は、地元と連携し整備したおすすめ観光コンテンツのほか、現地の飲食店や宿泊施設の情報を提供

【予約・決済機能】
・出発地から目的地までの鉄道(新幹線・特急含む)がJR西日本ネット予約サービスへのリンク連携により予約決済可能
・二次アクセスおよび観光コンテンツ等の一部はアプリオンライン予約・決済可能
・現地をおトクに周遊できる「デジタルフリーパス」を設定